千本日活
元々は遊郭の検番所(遊郭組合事務所)でしたが、昭和33年に売春防止法が制定され、この地域全体が衰退する中、新たな賑わいを復活させるために昭和36年五番街東宝として建設されました。左下の新聞広告に見られます通りオープン時のこけら落としとして俳優の宝田明、浜美枝、藤山陽子が来館しています。その二年後千本一条にあった千本日活館が閉館となり、東宝映画から日活の映画を上映することになり現在の千本日活という名前に変わりました。以後映画産業の衰退により現在は成人映画を上映してます。1Fの座席、壁面ランプなどは、昭和レトロ感たっぷりで、まるで映画『ニューシネマパラダイス』を彷彿させてくれるかもしれません。