地元民から外国人観光客にまで愛されるベテラン料理人のどんぶり／どんぶりおの亭

地元民から外国人観光客にまで愛されるベテラン料理人のどんぶり

どんぶりおの亭店主小野達己

個人店だから味わえる！どんぶりの美味しい魅力

大通り沿いにある緑色の店。その暖簾をくぐると、こぢんまりとした店内に若い男性や学生さん。みんな何やら熱心に、黙々と食べている。
そんなお客さんの姿をみて満足そうに微笑むのは、この店の店主である小野達己さん。

「気兼ねすることなく、みんなに食べてもらいたい」と話す小野さんは、料理人歴50年以上のベテラン料理人でもある。中学生の時から飲食店で働きはじめ、ホテルやうどん店、割烹料理屋などを経験。現在はこの店で、手軽な値段で食べられる丼メニュー専門店「どんぶりおの亭」を営んでいる。

「気軽に食べられる美味しいものを」
という思いから、赤字覚悟で和牛を使った「和牛スタミナ丼」を作る小野さん。食べる側のふところ具合も考えてくれている。

お客さんの要望に応えて、メニューにはない注文に応じることもある。過去には「伊勢海老のどんぶり」なんて注文もあったそうだ。今でも価格応相談でつくりますよ、と笑うその姿はお客さんへのサービス精神にあふれている。
ワンコインのご馳走。人気の二大メニュー

そんな「おの亭」の人気メニューは、先に話した「和牛スタミナ丼」と「洋風親子丼」。

ぷりっぷりの卵がのった和牛スタミナ丼は、牛肉の脂とたまねぎの甘さが絶妙にマッチし口の中が幸せになる味。

洋風親子丼は、いい意味で期待を裏切るデミグラスソースが聞いたどんぶり。たっぷりの卵とソースの相性の良さでスプーンを持つ手がとまらなくなる。

それなのに値段はワンコイン（500円）！
この味でこの値段ならと、ついつい色々なメニューを試したくなってしまう。
ご近所さんから外国人まで愛されるヒミツ

調理中の小野さんは無口で真剣。同じく無口でキビキビうごく奥さんと集中しているその姿に、慣れないうちはとっつきにくさを感じるかもしれない。
しかし個人店特有の昭和な雰囲気や、豊富なメニューに魅了されてリピートしてしまう人が多い。

店の近くにあるゲストハウスに泊まっては「また来たよ！」と食べに来る外国人のお客さん。
日本語しかなかったメニューを中国語に翻訳してくれた留学生のお客さん。
国内のみならず、国外のお客さんにもなぜか愛されてしまう。

最初は入りづらいかもしれないけど、慣れると定期的に通いたくなる。説明しがたい不思議な魅力を持つのがこの店の特徴なのである。

「どんぶりを食べたい」と思った時、まずは一度、おの亭に行ってみほしい。

ワンコインで選べる豊富なメニュー、味わいのある店内、そしてご主人の小野さん。その値段と味以上の満足さで、お腹と心が満たされるはずである。

お店詳細情報

店舗名	どんぶりおの亭
住所	京都府京都市上京区小山町902
営業時間	11:00 ～ 14:00／17:00 ～ 22:30
電話番号	075-812-0435
定休日	月曜日
料金	400円～850円
座席数	20席
駐車場	なし　※近隣のコインパーキングをご利用下さい
URL
その他	定食もあります。ほかに多彩なメニューあり

店舗名	どんぶりおの亭	料金	400円～850円
住所	京都府京都市上京区小山町902	座席数	20席
営業時間	11:00 ～ 14:00／17:00 ～ 22:30	駐車場	なし　※近隣のコインパーキングをご利用下さい
電話番号	075-812-0435	URL
定休日	月曜日	その他	定食もあります。ほかに多彩なメニューあり